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LOMORE

合同会社LOMORE

南澤裕章

住みまちを楽しくしたい
LOMOREが描く小さな経済圏

今回お話をお伺いしたのは、滋賀のローカル情報発信WEBメディア「LOMORE」を運営する南澤裕章さん。

2019年には、合同会社LOMOREを設立。

滋賀県で起業した経緯や事業内容、地元・滋賀県への思いや今後のビジョンについてお話を聞いてきました。


プロボクサーからサラリーマンの道へ。そして起業。


中学時代からボクシングを始めた南澤さん。

大学卒業後は、東京に行きプロボクサーの道へ。しかし目をケガしてしまい、継続を断念。

その後、地元である滋賀に戻り、会社に就職。

4年ほど勤める中で生まれたのが「起業」への思いだったといいます。


もともと、自分の中に起業したい気持ちはありましたが、自分の中に「できること」「やりたいこと」がなかった。

ただ、ガラケー時代、趣味でホームページをつくっていた流れから、

知り合いのホームページを制作することになって、もうこのまま起業しちゃおうと。



2016年当時の事業内容は、主にWEBサイトの運営。

サブとしてWEBサイト制作。

会社員時代に比べると、収入は落ちたものの時間の使い方や進める方向性によってはまだまだ伸ばせる余地があると思っていたそう。

そして、2019年にスタートしたのが、WEBメディアサイト「LOMORE」でした。



最初はいろいろな人に向けたビジネス展開を考えていましたが、これからはもっとローカルでやっていこう。

地元に根付いたことをやろう、と。でも、何をしたらいいかわからなかった。

そんなときに、とあるローカルメディアを見て、こういうのもあるんだと思ったことが立ち上げのきっかけです。



運営方法は、すべて手探り。

時間はかかるものの、他県のローカルメディアの成功事例を参考にするなどしつつ、現在も手探りで進んでいるそう。

順調にアクセス数も増加(2021年11月現在、月間PV約40万、SNS総フォロワー1万人超)


運営するにあたり、自分が見たいものに重きを置いています。

自分が見たいものは、やっぱりグルメ。それが今の流れです。

ただ、ローカルメディア自体が増えていますから普通の滋賀県の情報を発信するだけだとちょっと弱い。

何かに特化し、付加価値をつけることは大事。



ローカルメディア運営のモチベーションとは?


ローカルメディア自体は増えていますが、事業としては成り立ちにくいもの。

その中で、実際に飲食店に取材に行き、レポート記事を書き続ける南澤さん。

そのモチベーションとは?



まず、僕は食べることやおいしいお店を見つけることがすごく好きなんです。

WEBサイト運営をしていたので、記事を書くことも苦ではありません。

これが大前提です。
その上で、今のサイト単体では、広告収益やPR費に依存している状態です。

今後さまざまな事業展開を考えているため、新事業に誘導するための投資としても捉えています。



「LOMORE」は「local」と「more」の造語。

「ローカルをもっと盛り上げたい」「地元をもっと盛り上げたい」「もっと楽しくしたい」など、いろんな「もっと」が、かかっている言葉。



だからこそ数字だけを伸ばすのではなく、新しいことが生まれるメディア、プラットフォームとしての存在を目指しています。

僕が今やりたいことがうまくいったとしても、「LOMORE」は続けます。

絶対に。僕が本当に忙しくなったとしても、誰かに受け継ぐなどして、このかたち自体は残したいと思っています。



地元・滋賀県への思いと滋賀県起業のメリット・デメリット


「ローカルを盛り上げたい」との熱い思いを持つ南澤さん。

ただ、Uターンしたばかりの頃は、ビジネスとして「大きな場所よりも地元がいいだろう」との考えが強かったといいます。


取材を通して、関わる人や見てくれる人が増え、

感謝の言葉を伝えられる中で「地元をもっと盛り上げられるんじゃないか」

とのフェーズに切り替わっていったんだと思います。



1回東京に出たことで、滋賀県以外の世界を知る。

今振り返ると、「東京ならこう、滋賀だったらこう」と比較できる場所があることは、大きな意味があるといいます。

滋賀で起業するメリット、デメリットについてもたずねてみました。



事業における滋賀県のメリットは、どの分野も競合が少ないところ。

チャレンジしやすい環境というのは間違いなく地方のほうがあるかなというような感じはしますね。

一番でかいメリットかなという気はします。




デメリットはやっぱり、同じような志の人が少なくリアルに情報交換がしにくいこと。

僕はまだ恵まれている方だと思いますが、それでも圧倒的に少ない。

都会でビジネスが進みやすい理由のひとつは、起業家が集まっているからだと思います。



描くビジョンは「小さな経済圏」


LOMOREをきっかけに、滋賀県のことを知ってもらい、

色々な事業者とつながる機会が少ない部分を補うため、事業者同士をつなぐハブになる未来を描く南澤さん。



フリーランスの方同士をつなげるようなプラットフォームとか。

ホームページ制作の依頼を受けて、フリーランスの方に流すなど、小さな経済圏を作れるようなメディアにしたいです。

これは今後の課題ですね。



コロナ禍により、大きな影響を受けている業種があります。

SNSを始めた、広告を打ち出した、自社でホームページを作って告知を始めたなどの店や企業も増えました。

その一方、活用できていないケースも少なくありません。


つくったとしても、マーケティング不足で活用できていない。

SNSもフォロー数が増えない、アクションがないからとやめてしまうといった声もよく聞きます。

そういった声を受け、SNSマーケティングも始めました。

今はまだ試用段階ですが、事業としての形をつくり、サポートできればと思っています。




スタートはWEB 制作。そしてローカルメディア。

事業の中でSNSマーケティング。事業としての可能性を大きく感じる合同会社LOMORE。

前編最後に、南澤さんが描くビジョンについてお伺いしました。



第一に、僕が住んでいる滋賀県をシンプルに楽しくしたい。

僕がシンプルに楽しめるまちをつくりたいです。

そして、移住者の方との交流の場をつくり、フリーランスの方が生活していける、

小さな経済圏を作るのが最終的な目標です。



前編では南澤さんのLOMOREの事業とこれから目指す未来についてお伺いしてきました。

後編では、南澤さんの失敗談や先輩起業家から起業を目指す次世代の方へのメッセージをお届けします。

後編を見る


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